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経済同友会の新浪剛史代表幹事は3日の定例記者会見で、購入したとされるサプリメントが違法の疑いがあるとして警察の捜査を受けたことを「法を犯しておらず潔白だ」と主張した。「しかし結果的にこうなったことは私の不注意であり、社会をお騒がせしたことをおわびする」と謝罪。同友会の活動は当面自粛するが、代表幹事を直ちに辞任しないと表明した。同友会は倫理審査会を設け、新浪氏の続投が適切かどうかを月内にも判断する。
新浪氏によると、大麻草由来のカンナビジオール(CBD)が含まれたサプリを4月に米国で入手。適法な商品と認識し、海外出張での時差ぼけ対策で購入した。日本の類似商品と比べ「圧倒的に安い」ことも理由に挙げた。日本に届けるよう知人に依頼したが、結果的に受け取らなかった。
この知人が8月に福岡県在住の弟を経由して新浪氏にサプリを送るよう手配し、福岡県警が弟を逮捕した。捜査対象はこのサプリとみられ、新浪氏は「所持も使用もしておらず、輸入も指示していない。(自分が4月に購入したものと)同一であるかも分からない」と強調した。
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