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【ブリュッセル共同】石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟の産油国を加えた「OPECプラス」の有志8カ国は7日、オンラインで会合を開き、10月に日量13万7千バレル増産することで合意した。従来計画を上回る増産ペースを続ける。需給が緩めば、価格が下落する可能性がある。
OPECプラスは全体で実施する協調減産と、盟主サウジアラビアなど有志国による自主的な減産を合わせ、世界需要の5%強に当たる日量580万バレル超を減産していた。有志8カ国は4月、380万バレル超の自主減産分のうち220万バレルの縮小を開始。9月に期限を1年早めて目標を達成した。
有志8カ国は10月から、160万バレル超の自主減産分の縮小を始める。従来は2026年末まで減産規模を維持する計画だった。200万バレルの協調減産は、26年末まで続ける方針だ。
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