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西日本鉄道は17日、来年4月から通勤、通学定期を含む全区間の鉄道運賃を平均12・4%値上げする改定を国土交通省に申請した。初乗り運賃は10円引き上げ、180円とする。申請が認められれば、消費税増税時などを除くと1997年7月以来、約29年ぶりの本格的な値上げとなる。年23億円程度の増収を見込み、老朽化した車両や駅施設の改修、輸送力の強化に充てる。
普通運賃は平均11・1%、通勤定期は15・6%上げる。一方、家計への負担に配慮し、通学定期は9・0%にとどめた。
西鉄の林田浩一社長は17日の記者会見で、値上げの理由の一つに、新型コロナ禍前の利用状況に回復していない点を挙げた。
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