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AIに携わる人材の需要が高まり続けている。民間の調べによると、2024年度のAI関連の求人数は、技術系職種で17年度の約6・6倍となった。非技術系が多い職種でも増加。生成AIの普及と活用推進によって技術開発のみならず、既存業務の在り方を刷新する動きが背景にあり、今後も技能を持つ人材の求人が伸びると見込まれている。
国内最大規模の転職サービス「リクルートエージェント」のデータを、運営元のインディードリクルートパートナーズ(東京)が25年6~7月に調査した。「人工知能」「深層学習」といった単語が含まれている求人を抽出。現在の生成AIの発展につながる研究が発表された17年度を基準に、推移を分析した。求人数の実数は公開していない。
技術系の求人数は18年度に1・75倍、19年度は3・12倍に増加した。米オープンAIの対話型生成AI「チャットGPT」が登場した22年度と、翌23年度は4倍を超え、24年度に6・57倍に達した。業界別では「IT通信」や「コンサルティング」などからの引き合いが強かった。
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