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韓国の自動車メーカー、Kia(キア)は来春に電気自動車(EV)の中型バン「PV5」を日本で発売する。日本ではEVバンの品ぞろえが少なく、市場拡大が期待できるとみて参入。価格は公表していない。2026年は千台の販売を目指す。6日までに発表した。
キアは、世界展開するEVバン「PBV」シリーズの開発を強化中だ。専用の車台を採用し、顧客の用途に応じ仕様を設定できることが特徴。座席の配置や荷室の形状、ドアのパターンやバッテリーの容量を選択できる。キアは30年に世界で25万台のPBV販売を計画している。
PBVの一つであるPV5は、日本では一般家庭やタクシー事業で使える乗用タイプと、物流事業に適した貨物タイプを展開する。車いすを乗せる福祉車両としての活用や、キャンピングカーへの変更も可能だ。
キアと国内販売契約を結ぶ大手商社の双日はPV5の発売までに全国で正規店を開設。27年には年間2千台の売り上げを目標に掲げる。28年には大型の「PV7」も導入予定だ。
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