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【ワシントン共同】トランプ米大統領は１０日、交流サイト（ＳＮＳ）への投稿で、中国に１００％の追加関税を課すと表明した。１１月１日に実施するとしている。中国が発表したレアアース（希土類）の輸出規制に対する対抗措置とみられる。米中両国の貿易摩擦が激化するのは避けられず、世界経済に影響が拡大する恐れもある。米国株は１０日の取引で大幅下落し、外国為替相場でドルが売られるなど、市場が動揺した。
トランプ氏は、中国が「貿易に関して極めて攻撃的な態度を取っていることが判明した」と投稿した。中国側の対応次第では、追加関税の発動時期を早める可能性があるとも警告した。
１１月１日には、米国が一部のソフトウエアの輸出規制を始めることも明らかにした。
トランプ氏はその後、ホワイトハウスで記者団の取材に応じ、中国側が輸出規制を取り下げれば、関税措置で譲歩する可能性を示唆。「１１月１日にしたのはそういう理由だ。どうなるか見てみよう」と含みを持たせた。
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