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固定電話、35年度末6割減

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 NTT東日本とNTT西日本は14日、2035年度末の固定電話契約数が最大450万回線となり、24年度末の1043万回線と比べ6割減少するとの試算を明らかにした。主な連絡手段が携帯電話やインターネットに置き換わり、新規加入の減少や解約がさらに進むと見ている。

 固定電話の銅回線(メタル回線)は設備の老朽化が進んでいる。NTT東西はサービス維持が限界となる35年ごろまでに光回線や携帯電話の基地局の電波を活用するワイヤレスの固定電話への切り替えを目指している。

 固定電話契約は住宅用で年8%、事務用で年6%のペースで減少が続いており、NTT東西は切り替えの有無にかかわらず35年度末までに440万回線が減ると想定した。その上で地域単位で切り替え作業を進める際に、合計で150万件程度のまとまった解約が発生すると見込んだ。


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