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百貨店大手2社の2025年8月中間連結決算が14日出そろった。J・フロントリテイリングは減益、高島屋は固定資産の売却で増益を確保したが、国内百貨店事業は苦戦した。前年に比べて為替相場が円高に振れ、インバウンド(訪日客)の消費が鈍った。
J・フロントの純利益は前年同期比36・9%減の183億円となった。高級ブランドのバッグなどが落ち込み、単価が比較的安い化粧品は好調だった。J・フロントの小野圭一社長は「インバウンド売り上げを安定させるためには日本の素晴らしいものを提案することが重要だ」と述べた。
高島屋は11・2%増の212億円だったが、国内百貨店での訪日客の売上高は約3割減少した。
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