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通販大手アスクルは6日、サイバー攻撃の影響でほぼ停止状態にある法人向けサービスを12月上旬にも復旧させると発表した。一部の物流拠点で出荷態勢を正常化し、順次拡大する。個人向けの「ロハコ」も早期のサービス再開を目指す。
アスクルは現在、医療機関など一部の法人顧客の注文をファクスで受け付けている。11月中旬には出荷する商品や物流拠点を拡大し、出荷能力を本来の2割程度に戻す。さらに11月中に主に大企業向けにインターネット経由での注文受け付けを再開する計画だ。
アスクルへのサイバー攻撃を巡っては、物流子会社に配送を委託していた良品計画の「無印良品」など他社のネットストアでも販売を停止する影響が出た。アスクルによると、委託元の事業再開スケジュールは今回の復旧計画とは異なるという。
アスクルは先月19日にコンピューターウイルス「ランサムウエア」の攻撃を受け、受注を停止していた。ロシア系とみられるハッカー集団の犯行声明が確認されている。
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