ニュース
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は6日、証券取引所を運営する米ナスダックとドイツ取引所に対し、EU競争法(日本の独禁法に相当)違反の疑いで正式な調査を始めたと発表した。デリバティブ(金融派生商品)の上場や取引、清算業務で、競争回避のために共謀した可能性があるとみている。
欧州委は、金融派生商品を巡る業務で、商業上の機微情報の交換や、価格調整を行った可能性があると懸念を示した。競争が妨げられれば商品の価格や品質に悪影響が及びかねないと指摘した。
欧州委は昨年9月、ナスダックとドイツ取引所の施設に対し、予告なしの検査を実施したという。
共同通信社提供
Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。