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対米投資文書「聞いていない」

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 三菱重工業の伊藤栄作社長は7日、東京都内で開いた決算記者会見で、日米政府が10月に公表した対米投資に関する文書「ファクトシート」について「具体的な話は聞いていない」と述べた。三菱重工は米原発大手による原子炉建設に関与する日本企業の候補に挙げられていた。

 三菱重工は原子炉容器や関連設備を手がける。伊藤氏は「(三菱重工は)投資をする会社ではなくメーカーだ。価格などの条件で、是々非々で対応する」と強調した。原子力分野の需要は旺盛で「国内の案件を優先して取り組む」とも語った。

 三菱重工の2025年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比7・3%増の1149億円だった。主力のガスタービンや防衛関連が堅調だった。


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