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米上院つなぎ予算案可決へ

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 【ワシントン共同】米議会上院は9日、当面の連邦政府支出を賄うつなぎ予算案を採決するための動議を可決した。予算案は10日以降に可決される見通しで、過去最長の政府機関の一部閉鎖は解除に向けて前進した。

 予算案は週内にも下院で採決されるとみられる。下院の可決とトランプ大統領の署名を経て成立すれば、政府閉鎖は解除される。だが米メディアによると、下院共和党の一部議員が来年9月末までの予算の成立を求めており、採決の行方は不透明だ。

 与党共和党と野党民主党の一部議員が来年1月30日までのつなぎ予算案で合意し、動議にこぎつけた。民主党系から8人が賛成に回り、可決に必要な60票にちょうど達した。反対は40票だった。

 上院共和党トップのスーン院内総務は投票に先立ち、民主党が訴えている医療保険制度(オバマケア)に基づく補助金の延長に関し「12月の第2週までに採決することを約束した」と話した。補助金は年末に期限を迎えるため、民主党は期限切れで利用者の負担が増えると懸念している。


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