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海外送金、20秒以内で

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 英国の国際送金大手ワイズが11月中にも日本で海外送金サービスの迅速化に乗り出すことが19日、分かった。現状は銀行を利用すると翌営業日以降に振り込まれるのが一般的だが、平均20秒以内で送金手続きを完了させることを目指す。手数料も抑える。海外企業と取引する中小企業、留学中の家族に仕送りする人や日本で働く外国人に朗報となりそうだ。

 資金移動業者として初めて日銀に当座預金口座を開設する。顧客の資金をワイズが自ら管理し、決済できるようになるため、送金時に介在する国内の銀行をなくしてコストを減らし迅速化につなげる。

 ワイズは手続きにかかる全世界での平均処理時間の目標を20秒以内としている。通常の国際送金で使われる「国際銀行間通信協会(SWIFT)」の仕組みを利用しないため、時間を短縮でき即時に完了することもある。

 手数料は、例えば10万円の送金では、国内大手銀行を利用すると6千円程度かかる場合があるが、ワイズのサービスを利用すれば、現状でも千円弱程度だ。


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