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財務省が21日発表した10月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、米国向け輸出額が前年同月比3・1%減の1兆7540億円となり、7カ月連続で減少した。トランプ米政権による高関税措置の影響が続いたとみられる。下げ幅は9月の13・3%から縮小した。9月に対日関税が27・5%から15%に引き下げられた自動車は7・5%減だった。
米国からの輸入額は20・9%増の1兆2246億円だった。航空機や液化石油ガス(LPG)が増えた。輸出から輸入を差し引いた貿易収支の黒字額は33・6%減の5294億円に縮小した。
米国向け輸出額は他に、半導体等製造装置が49・6%減、医薬品が30・8%減とそれぞれ大きく減った。
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