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洋上風力発電「基地」に商機探る

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 三井物産が洋上風力発電設備の建設や整備に必要な「基地」に商機を探っている。7月には英国で基地港湾を取得した。脱炭素に否定的なトランプ米政権のエネルギー政策など先行きに不透明感もあるが、基地の運営ノウハウを蓄積すれば、日本を含む他の地域でも事業展開できると見込む。

 商船三井と共同で英スコットランド北東部のニグ港を取得した。北海にある世界有数の洋上風力発電の開発地域に近い。

 基地港湾は、風車の羽根(ブレード)や支柱(タワー)、基礎部分など巨大な部材の組み立てや保管、老朽化した機材の補修など風力発電の運営に不可欠な拠点だ。巨大な部材を扱うため、広い敷地や強度を高めた岸壁などが必要。


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