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トヨタ自動車やパナソニックの住宅事業を統合したプライムライフテクノロジーズ(PLT、東京)は、医療機関を併設する分譲マンション開発などの街づくり事業を強化する方針だ。担当部署を2026年4月に新設する。道浦正治社長(63)が4日までに共同通信のインタビューで明らかにした。
人口減少で新築住宅市場は縮小傾向が見込まれるため、トヨタやパナのグループが持つ土地を生かして成長分野に注力する。道浦氏は、先行きは見通せないとした上で「厳しい時だからこそ、次への布石を打っていきたい」と話した。
新設する部署は医療機関と住宅の複合施設に加え、老人ホームや保育園向け施設の開発などを手がける。傘下のミサワホーム(東京)、トヨタホーム(名古屋市)、パナソニックホームズ(大阪府豊中市)から社員が出向し、40~50人規模となる見込み。PLTはグループ会社の管理に特化した「純粋持ち株会社」から、自ら事業も行う「事業持ち株会社」に移る。
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