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【ワシントン共同】米商務省が５日発表した９月の個人消費支出（ＰＣＥ）物価指数は、前年同月比で２・８％上昇した。伸び率は２カ月連続で拡大した。金融市場の予想並みだった。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数も２・８％上昇したが、伸び率は前月から縮小した。
食品は２・４％上昇し、伸び率は前月から拡大した。エネルギーは２・７％上がり、下落だった８月から上昇に転じた。
９月分は政府機関の一部閉鎖を受けて公表が遅れた。連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は物価の目安としてＰＣＥ物価指数を重視しているが、データが古いため、１２月の金融政策決定への影響は限定的との見方もある。
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