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年間倒産、1万件超の公算

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 東京商工リサーチが8日発表した全国の11月の企業倒産(負債額1千万円以上)は前年同月比7・5%減の778件で、今年2番目に低い水準だった。1~11月の累計は9372件となり、2年続けて年間1万件を超える公算が大きくなった。小規模企業を中心に物価高や人手不足が重荷となっている。

 11月の負債総額は48・6%減の824億円。負債額5億円以上の倒産が半減し、全体を押し下げた。業種別で最も多いサービス業の倒産は250件で、前年同月に比べ17・8%減った。

 1~11月の物価高による倒産は前年同期比7・4%増の700件。円安基調が続いており、食品やエネルギーの価格上昇につながっている。


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