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JR東日本は9日、各地域に根ざした「ご当地Suica(スイカ)」の利用を2027年春に宮城県と群馬県で先行して始めると発表した。マイナンバーカードと連携させればバス乗車で年齢などに応じた割引を受けられたり、給付金など生活サービスの自治体への申請をオンラインでできたりするようになる。
交通系ICカード「スイカ」の機能拡充の一環で、スマートフォン向けアプリがあればそのまま使える。自治体からの情報発信のほか、行きたい場所への経路を検索すれば、交通機関の遅延情報をリアルタイムで反映した情報を受け取ることができる。利用者の予約に合わせて車両を運行する地域独自の公共交通サービスも経路の選択肢として提示され、予約することも可能になる。
28年度以降はさらに機能を充実させ、観光や出張で改札を出たタイミングでその地域のご当地スイカに切り替わり、クーポンなどの情報を受け取れるようにする。図書館などの公共施設やクリニックの受付のほか、災害時に避難所の入退管理にも使えるようにする。
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