ニュース
【ニューヨーク共同】ロイター通信は12日、米半導体大手エヌビディアが、米政府が対中輸出を容認した人工知能(AI)向け先端半導体「H200」の生産能力拡大を検討していると報じた。現在の生産量を上回る強い需要が中国企業から見込まれるためという。
関係者の話として伝えた。トランプ米大統領は8日、エヌビディアのH200の対中輸出を認め、販売額の25%を手数料として徴収すると表明した。これを受け、中国のアリババや字節跳動(バイトダンス)などが購入に向けエヌビディアに接触しているとされる。
一方、中国政府はH200の輸入を正式に承認しておらず、当局は緊急会合を開き対応を協議しているという。エヌビディアは最先端の次世代半導体の生産に注力しており、H200の供給量は限られているもようだ。
米政府は安全保障上の理由から先端半導体の対中輸出規制を厳格化してきた。トランプ氏による今回のH200の輸出容認を巡っては、米議会の一部から反対する声も出ている。
共同通信社提供
Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。