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家計金融資産、2286兆円

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 日銀が17日発表した2025年7~9月期の資金循環統計(速報)によると、家計が保有する金融資産の残高は9月末時点で2286兆円となった。1年前と比べて4・9%増加し、過去最大を更新した。株価の上昇や少額投資非課税制度(NISA)の普及を反映した。

 家計の金融資産の内訳では、株式等が19・3%増の317兆円、投資信託が21・1%増の153兆円だった。現金・預金は0・5%増の1122兆円で全体に占める割合が49・1%となり、18年ぶりに50%を下回った。「貯蓄から投資へ」の流れの進展を示した。

 日銀が9月末時点で保有する国債(短期を除く)の残高は522兆円だった。


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