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食品大手「味の素」(東京)に対し、東京国税局が2024年3月期までの3年間で、計約150億円の申告漏れを指摘していたことが18日、関係者への取材で分かった。タイの現地法人に「タックスヘイブン(租税回避地)対策税制」を適用するなどし、法人税の追徴税額は過少申告加算税を含めて約13億円とみられる。
味の素は取材に「租税回避の意図は一切なく、外部の専門家にも確認した上で適切な税務処理をしたと考えている」と説明。処分を不服として、国税不服審判所に審査請求したとしている。
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