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農水省担当者「圧力認識ない」

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 鈴木憲和農相は23日の閣議後記者会見で、秋田県の佐竹敬久前知事が農林水産省からコメを増産しないよう圧力を受けたと主張していることについて、当時の農水省担当者が「圧力をかけた認識はない」と主張していると明らかにした。ただ鈴木氏は、圧力と受け止められたことが問題だとして「今後同様のことがないよう真摯に対応するよう指示した」と述べた。

 問題のやりとりは、2023年産米の生産量を巡って秋田県と農水省との間で意見交換をしている際に起きた。鈴木氏は、新型コロナウイルス感染拡大で経済活動が停滞してコメの需要量が落ち込み、需給が大きく緩和している状況だったと当時の事情を説明した。


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