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日銀が24日公表した10月の金融政策決定会合の議事要旨で、複数の政策委員が金利を引き上げることは「長い目で見て安定した経済・物価の実現につながる」との考えを示していたことが分かった。金融引き締めに慎重とみられていた高市政権発足後初の会合だったが、日銀が利上げを進める姿勢に影響はみられなかった。
10月の会合では、政策金利を0・5%程度で維持することを決めた。複数の委員は、足元の金利水準が景気を熱しも冷ましもしない「中立金利」よりも低いと指摘。金利を維持し続ければ景気が過熱するとの考えをにじませた。「適切なタイミングで徐々に政策金利を引き上げていくという基本方針は不変だ」との意見も出た。
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