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11月求人倍率横ばい1・18

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 厚生労働省が26日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1・18倍だった。総務省が同日発表した完全失業率(同)は、前月と同じ2・6%だった。

 有効求人倍率は、ハローワークの求職者1人当たり何件の求人があるかを示す。有効求人数は前月比0・4%減、有効求職者数は0・3%減だった。都道府県別では、最高は福井の1・82倍で、最も低いのは福岡の0・98倍。

 厚労省の担当者は求人数の減少について「物価高に伴う原材料費の高騰や、最低賃金の引き上げによる人件費増で、経営負担から求人を控える事業者がある」と話した。

 11月の完全失業率を男女別で見ると、男性は2・9%、女性は2・2%。完全失業者数(同)は前月比4万人減の181万人だった。

 「定年または雇用契約の満了・勤め先や事業の都合による離職」は3万人減の43万人、よりよい仕事を求めて転職などをする「自発的な離職」も3万人減の74万人、働いていない人が職を求める「新たに求職」は2万人増の52万人だった。


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