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情報持ち出し、生保販売に影

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 生命保険会社から銀行への出向者による情報持ち出しが発覚し、保険販売に影を落としている。信頼関係にひびが入り、銀行との間にすきま風が吹く。出向者を原則廃止する方針を業界団体が示し、銀行をはじめとする代理店内部での営業支援もできなくなった。生保は販売減を懸念し対応を急いでいるが、業界へ注がれる視線は厳しい。

 「生保は情報管理が緩すぎる。もう一緒に働くことはできない」。ある銀行員はこう憤った。定期預金や投資信託と並び、生命保険は銀行窓口で顧客に提案する主力商品の一つ。生保の出向者は、保険商品の勧め方や販売手法を銀行の担当者に助言する役を担ってきた。

 銀行での保険販売は継続するものの、ある生保社員は「引き揚げで銀行との間に距離ができてしまい、影響があるのでは」と懸念する。生命保険文化センターの2025年度の調査によると、銀行を含む代理店を通じた保険加入は15%。首位の営業職員経由に次ぐ重要な販路だ。


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