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全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)は6日、2025年の全国のサンマ水揚げ量が、24年に比べ約1・7倍の6万4737トンだったと発表した。水産庁によると、日本の漁獲量は国・地域別で24年にトップだった台湾を上回り、首位に返り咲く見通し。ただ、30万トン超を漁獲した07~09年と比べると2割程度の水準だ。
近年は記録的な不漁が続いたが、25年は親潮が想定より日本側に入り込んだことなどから漁場が形成され、3年連続で漁獲量が増加した。6道県で水揚げがあり、最も多かった北海道は約1・4倍の3万3846トンを漁獲した。宮城県が約2倍の1万4705トン、岩手県が約1・5倍の1万645トンと続いた。福島県、茨城県、千葉県でも水揚げがあった。10キロ当たりの価格は24年比で約3割安かった。
北から流れ込む親潮が北海道東沖にサンマを連れてきたことが漁獲増の要因になったとみられる。その後は群れが南下し、10月以降は三陸沖でも漁が活発になった。
全さんまの大石浩平専務理事は「大きく脂が乗ったサンマが取れた」と話した。
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