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政府、石油備蓄を放出

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 政府は16日、石油備蓄を放出した。イラン情勢で高まる供給不安を和らげ、経済活動に不可欠な石油製品の流通を安定させる。ロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年以来、4年ぶり。民間備蓄の15日分を先行させ、3月下旬から国保管の1カ月分も出す。国際エネルギー機関(IEA)も、加盟国による過去最大規模の石油備蓄の協調放出が近く始まると発表した。

 一方、15日のニューヨーク原油先物相場は上昇し、指標となる米国産標準油種(WTI)が一時1バレル=100ドルを超えた。

 日本政府は16日付の官報で民間分の放出を告示した。石油元売りや商社に石油備蓄法で義務付ける70日分の備蓄を55日分に引き下げ、在庫を取り崩して使えるようにする。ガソリンや石油製品の供給に支障が出るのを防ぐ。

 国内の石油備蓄は、25年末時点で254日分に当たる約4億7千万バレル。国が管理する国家備蓄が146日分、民間備蓄が101日分、産油国が日本国内で保有する産油国共同備蓄が7日分ある。


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