共同通信ニュース
プラスチックなどの原料となる原油由来の製品ナフサを巡り、三井化学や三菱ケミカルグループといった化学メーカーが中東産以外の調達を進めている。米国などから一定程度確保できる見通しとなったが、月間283万キロリットルに上る国内需要を満たすには一層の拡大が必要だ。米イスラエルとイランによる2週間の停戦合意後も、ホルムズ海峡の開放は不透明で供給不足の懸念解消は見通せない。
経済産業省によると、中東以外からの調達分は4月に平時の2倍の90万キロリットルとなる見込み。特に米国産が増えているが、割高とみられる。日用品の値上げにつながる恐れもある。
ナフサは原油を精製して作られる。熱加工することでエチレンやプロピレンといった基礎化学品になり、レジ袋や洗剤、合成繊維などの原料となる。
中東からの輸入のほかに国内生産も4割あるが、原料となる原油の9割超が中東産で、ペルシャ湾岸産油国への依存度が高い。残る2割弱を韓国やペルー、米国などから調達している。生活に欠かせない材料だが、石油と違い国内に備蓄制度はない。
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