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NYマーケットダイジェスト・19日 原油失速・株下げ渋り・ドル全面安(2)

スポット
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、エネルギー価格の高騰が投資家心理を冷やした。前日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて、米早期利下げ観測が後退したことも相場の重しとなり、一時490ドル超下落した。ただ、WTI原油先物価格が急落したことをきっかけに買い戻しが強まると、上げに転じる場面もあった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落。マイクロン・テクノロジーは前日引け後に予想を上回る決算を発表したものの、3%超下落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。英欧利上げ観測を背景に欧州債相場が下落すると、米国債にも売りが波及したものの、終盤持ち直した。ネタニヤフ・イスラエル首相の発言などを手掛かりにWTI原油先物相場が下落し、債券の買い戻しを促した。利回りは21時30分過ぎに4.32%台まで上昇したものの、4時過ぎには4.23%台まで低下した。

・原油先物相場は3日ぶり反落。イスラエルとイランの双方がエネルギー施設を攻撃目標としたことで、供給不安が高まると一時101ドル台まで上昇。ただ、その後は利益確定の売りに押されたほか、ベッセント米財務長官が、タンカーに積載されたままとなっているイラン産原油について、制裁を解除する可能性を示唆したことなどから、供給不安がやや後退して下げに転じた。

・金先物相場は大幅続落。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米年内利下げ観測が後退した流れを引き継いだほか、予想より強い結果となった米雇用指標を受けて米長期金利が上昇したことも重しとなり、金利のつかない金の投資妙味が薄れ売りが活発化すると、一時4500ドルの大台割れ目前まで下落。ただ、その後は値ごろ感から買いが入り下げ渋った。

(中村)


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