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NYマーケットダイジェスト・25日 株高・金利低下・ドル高・原油下げ渋り

スポット
(25日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.47円(前営業日比△0.77円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.33円(△0.12円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1559ドル(▲0.0049ドル)
ダウ工業株30種平均:46429.49ドル(△305.43ドル)
ナスダック総合株価指数:21929.83(△167.94)
10年物米国債利回り:4.33%(▲0.03%)
WTI原油先物5月限:1バレル=90.32ドル(▲2.03ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=4552.3ドル(△150.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比)  ▲10.5%      ▲10.9%
2月米輸入物価指数
(前月比)   1.3%      0.6%・改
10−12月期米経常収支
     1907億ドルの赤字 2391億ドルの赤字・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。米国・イスラエルとイランの戦闘終結に向けた動きに注目が集まる中、イラン国営放送が「イランは米国が提示した停戦案を拒否した」と報じると、「有事のドル買い」が優勢となり、4時過ぎに一時159.50円と日通し高値を更新した。市場では「月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けたドル買いのフローが入った」との声も聞かれた。
 なお、アラグチ・イラン外相は「米国との交渉はない」「米国は迅速な勝利や政権交代を含む戦争目標に失敗」などと発言。WTI原油先物相場は通常取引終了後に1バレル=91ドル台後半まで値を戻した。
 一方、「米国がイランに提示した交戦終結に向けた15項目の計画について、イランは当初否定的だったが、依然として精査が続けられている」との報道も伝わった。「イランは仲介役を務めるパキスタンを通して米国に回答を伝えるとしており、米国の提案を完全に拒否したわけではない」という。また、レビット米ホワイトハウス報道官は「トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と5月14−15日に北京で会談する」と発表。ウォールストリートジャーナル紙(WSJ)は「米政府はイラン戦争が米中首脳会談までに終結すると示唆した」と指摘した。

・ユーロドルは続落。「イランは停戦に向けた米国の提案を拒否した」との報道が伝わると、米イランの停戦交渉の先行き不透明感が意識されて、全般ドル買いが先行。ロンドン・フィキシングに絡んだドル買いのフローも観測されると、前日の安値1.1557ドルを下抜けて一時1.1555ドルまで値を下げた。
 ロンドン・フィキシング通過後は1.1584ドル付近まで下げ渋ったものの、ドル買い圧力が再び高まると1.1556ドル付近まで押し戻された。

・ユーロ円は小幅ながら続伸。ユーロドルの下落につれた売りが出て1時過ぎに184.04円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ドル円の上昇につれた買いが相場を下支えすると、3時30分前に184.45円付近まで持ち直した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米国・イスラエルとイランの間で停戦協議が進展するとの期待から買いが強まり、一時600ドル近く上昇した。ただ、双方は本日も交戦を続けているうえ、「イランは米国の提案を拒否した」と伝わった。協議の進展や合意の実現性に懐疑的な見方も根強く、高値を付けた後は上値が重くなった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米国・イスラエルとイランの間で停戦協議が進展するとの期待から原油先物相場が下落。原油高によるインフレ再燃への懸念が和らぎ、米国債に買いが入った。
 ただ、イランが停戦案を拒否する姿勢を示すと、原油先物相場は下げ幅を縮小。債券買いも長続きしなかった。5年債入札の結果が「低調」と受け止められたことも相場の重し。

・原油先物相場は反落。米・イランの停戦期待が高まり、86ドル台まで大きく下落する場面があった。ただ、イランが停戦案を拒否する姿勢を示すと一転して買い戻しが入り、取引終了後には91ドル台後半まで反発している。

・金先物相場は6日ぶりに大幅反発。トランプ政権がイランに対して15項目の停戦計画を提示したとの報道が伝わり、中東情勢に対する懸念が後退。原油先物相場の下落で米長期金利が低下したため、金利を生まない金には買いが優勢となった。

(中村)


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