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NY株式サマリー(27日)=ダウ96ドル安と2日続落 ナスダックは3日ぶりに反発

市場概況
◆ダウ平均: 38972.41 -96.82 -0.25%
◆S&P500: 5078.18 +8.65 +0.17%
◆NASDAQ: 16035.30 +59.05 +0.37%

 27日のNY株式相場は高安まちまち。注目のインフレ指標の発表を木曜日に控える中、決算発表や経済指標をにらんで方向感の無い展開となった。ダウ平均は96.82ドル安(-0.25%)と2日続落した一方、S&P500は0.17%高と小幅に反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.37%高と3営業日ぶりに反発した。決算発表銘柄は売上高が予想を下回ったが、約150店舗の閉鎖を発表した百貨店のメーシーズが3.37%高、利益が予想を上回ったホームセンターのロウズが1.76%高となったほか、売上高、利益が予想を上回ったズーム・ビデオは8.00%高となった。S&P500の11セクターは公益、コミュニケーション、素材、金融など8セクターが上昇し、エネルギー、ヘルスケアなど3セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はディズニー、ホーム・デポが1%超上昇し、トラベラーズ、アップルも0.8%超上昇した一方、アムジェン、ユナイテッドヘルスが2%超下落し、シェブロン、マクドナルドが1%超下落した。

 経済指標は1月耐久財受注が前月比-6.1%と予想の同-4.5%を上回る悪化となり、2月消費者信頼感指数も106.7と前月の110.9や予想の115.0を大きく下回る悪化となった。今週は景気や物価動向を巡り、木曜日発表の1月個人消費支出、同個人消費支出(PCE)価格指数が注目される。米連邦準備理事会(FRB)が注目するPCE価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前月比で+0.4%と12月の+0.2%から上昇が見込まれ、前年比では+2.4%と12月の+2.6%から鈍化が見込まれている。


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