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東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

市場概況
 1日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では150.35円とニューヨーク市場の終値(149.98円)と比べて37銭程度のドル高水準だった。日経平均株価が上げ幅を大幅に拡大すると、ドル円はリスク選好の買いに支えられ150.42円までじり高になった。早朝に伝わった植田日銀総裁の物価見通し達成への慎重発言も、ドル円を底堅くしている。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0818ドルとニューヨーク市場の終値(1.0805ドル)と比べて0.0013ドルのユーロ高水準だった。株高によるユーロ円の買いが支えになり、底堅い動き。もっとも、限られたレンジからは抜け出るような気配はない。

 ユーロ円は強含み。12時時点では162.65円とニューヨーク市場の終値(162.06円)と比べて59銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価が4万円の大台が視野に入る水準まで上昇していることで、ユーロ円はリスク選好の動きで162.75円まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.96円 - 150.42円
ユーロドル:1.0801ドル - 1.0822ドル
ユーロ円:161.95円 - 162.75円

(松井)


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