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東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下値広げる

市場概況
 7日の東京外国為替市場でドル円は下値広げる。12時時点では148.75円とニューヨーク市場の終値(149.38円)と比べて63銭程度のドル安水準だった。本邦金利の先高観を背景に円買いが進み、持ち高調整も巻き込んで約1カ月ぶりのドル安・円高水準となる148.56円をつけた。高寄りした日経平均がマイナス圏で下げ幅を拡大し、クロス円が円高に振れたこともドル円の重しとなった。一巡後は下値を切り上げるも148.70円台で戻り幅も限られた。
 なお、本日は15時過ぎに植田日銀総裁が参院予算委員会に出席する予定。

 ユーロ円は下押す。12時時点では162.11円とニューヨーク市場の終値(162.81円)と比べて70銭程度のユーロ安水準だった。240円高で寄り付いた日経平均は結局359円安で前場を終えた。リスクセンチメントの悪化を受けて円買いが強まり、161.92円までユーロ安円高に振れている。その後の反発力も弱かった。
 他、ポンド円は189.15円、豪ドル円が97.61円、NZドル円も91.12円まで下値を広げた。

 ユーロドルは伸び悩み。12時時点では1.0898ドルとニューヨーク市場の終値(1.0899ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円に引きずられる形で1.0894ドルまでじり安となった。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.56円 - 149.38円
ユーロドル:1.0894ドル - 1.0907ドル
ユーロ円:161.92円 - 162.85円


(小針)


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