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香港株サマリー(22日)

市場概況
3日ぶり反落、2週ぶり安値 本土株安を嫌気

 22日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。終値は前日比2.16%安の16499.47ポイントだった。中国企業指数は2.50%安の5757.67ポイント。メインボードの売買代金は概算で1356億5000万HKドル。

 ハンセン指数は前場に一本調子で下げ幅を広げ、下落率が一時3%を超えた。後場にやや値を戻したものの、終値は8日以来2週間ぶりの安値圏だった。人民元安を背景に中国本土の株式指数が下落し、香港の投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めて幅広いセクターが下げた。決算を材料とした売買が活発で、業績が予想から下振れした銘柄の失望売りが膨らんで相場の重荷となった。

 ハンセン指数構成銘柄では、前日大引け後に2023年12月本決算を発表した東方海外(00316)、長江実業集団(01113)、中国平安保険(02318)が大きく売られた。医薬品ネット通販の京東健康(06618)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)は大幅に反落。24年1−3月期の納車台数見通しを下方修正した理想汽車(02015)も安い。一方、香港地場株の恒基兆業地産(00012)、長江インフラ(01038)が買われた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は3.55%安の3455.88ポイントと3日ぶりに反落。アリババ集団(09988)による持ち株一部売却が伝わったビリビリ(09626)の下げがきつい。電気自動車の小鵬汽車(09868)、ネット損保の衆安在線財産保険(06060)も大幅安だった。半面、前日売られた同程旅行(00780) が上昇した。


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