東京マーケットダイジェスト・28日 ドル伸び悩み・株大幅安

スポット
(28日15時時点)
ドル円:1ドル=151.35円(前営業日NY終値比△0.02円)
ユーロ円:1ユーロ=163.76円(△0.01円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0824ドル(▲0.0004ドル)
日経平均株価:40168.07円(前営業日比▲594.66円)
東証株価指数(TOPIX):2750.81(▲48.47)
債券先物6月物:145.88円(△0.14円)
新発10年物国債利回り:0.705%(▲0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(▲0.03500%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>    <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債          7623億円の取得超   8188億円の処分超・改
対内株式            8914億円の処分超 1兆4619億円の処分超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。仲値に向けた買いが観測されたほか、時間外の米10年債利回りの上昇も相場の支えとなり、一時151.54円まで値を上げた。もっとも、本邦当局者からの円安けん制発言が相次いでいることもあって積極的に上値を試す展開とはならず、その後は日経平均株価の下落とともに151.25円まで押し戻された。

・ユーロドルは下げ渋り。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「利下げを急ぐ必要はない」「データは今年の利下げの可能性が少ないことを示唆している」などの見解を示したことに反応し、一時1.0808ドルまで売りに押された。ただ、一巡後はドル円の伸び悩みなどを受けて1.0820ドル台まで下げ渋った。

・ユーロ円はもみ合い。ユーロドルの下落につれて163.50円まで下押ししたものの、一巡後はドル円の上昇に伴って163.87円まで反発するなど、163円台後半の水準で方向感が定まらなかった。

・日経平均株価は大幅反落。前日に史上最高値に迫る水準まで上昇した反動もあり、高値警戒感などを背景にした利益確定目的の売りが先行した。本日は3月期末の配当権利落ち日にあたり、配当落ちも指数を押し下げた要因に。指数は引けにかけて700円超安まで下押す場面も見られた。

・債券先物相場は続伸。日銀の国債買い入れオペで需給の引き締まりが意識されると買いが強まり、一時145円95銭まで値を上げた。

(岩間)


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