東京外国為替市場概況・10時 ドル円、小幅安

市場概況
 29日の東京外国為替市場でドル円は小幅安。10時時点では151.31円とニューヨーク市場の終値(151.38円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。151.50円までじり高となったものの、年度末の仲値にかけて一部邦銀では余剰(ドル売り)となると151.20円まで弱含んだ。もっとも、昨日の安値151.15円を割り込めず、小幅安にとどまっている。
 なお、鈴木財務相の「(円安について)過度な変動があればあらゆる手段を排除せず、適切に対応」「為替の水準が問題なのではなく、動きや変化に注目」などの発言が伝わったが、市場の反応はほぼなかった。

 ユーロドルは上値が重い。10時時点では1.0783ドルとニューヨーク市場の終値(1.0789ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。昨日、2月20日以来の水準まで弱含んだ流れを引き継いだことや、仲値にかけてのユーロ円の売りで上値が重く推移。もっとも、オセアニア(豪・NZ)、アジア(香港・シンガポール)などの主要国が休場ということもあり、値動きは限られている。

 ユーロ円は軟調。10時時点では163.14円とニューヨーク市場の終値(163.27円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。東京仲値にかけてのドル円の動きに連れて163.07円まで売られ軟調推移。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.20円 - 151.50円
ユーロドル:1.0783ドル - 1.0795ドル
ユーロ円:163.07円 - 163.43円


(松井)


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