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NY株式サマリー(11日)=ダウ2ドル安と小幅に4日続落 ナスダックは大幅反発し最高値を更新

市場概況
◆ダウ平均: 38459.08 -2.43 -0.01%
◆S&P500: 5199.06 +38.42 +0.74%
◆NASDAQ: 16442.20 +271.84 +1.68%

 11日のNY株式相場はおおむね堅調。前日は米3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことで主要3指数がそろって下落したが、この日は米3月生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を下回ったことでハイテク株を中心に買戻しが優勢となった。ダウ平均は2.43ドル安(-0.01%)とわずかながら4日続落となったものの、S&P500は0.74%高と反発。ハイテク株主体のナスダック総合は1.68%高と大幅反発し、3週ぶりに終値の過去最高値を更新した。マグニフィセント7はアップル、エヌビディアが4%超上昇したほか、アマゾン・ドット・コムも1.67%高となり上場来高値を更新した。S&P500の11セクターはIT、コミュニケーション、一般消費財など5セクターが上昇し、金融、ヘルスケア、生活必需品、公益など6セクターが下落した。

 寄り前に発表された3月PPIは前年比+2.1%、前月比+0.2%とそれぞれ予想の+2.2%、+0.3%を下回った。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIは前年比+2.4%と予想の+2.3%を上回ったものの、前月比では+0.2%と2月の+0.3%から伸びが鈍化し、予想と一致した。CMEのフェド・ウォッチが示す6月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は前日の16%から23%に上昇した。米10年債利回りは前日の4.560%から4.587%に上昇したが、米2年債利回りは4.969%から4.955%に低下した。


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