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日経平均サマリー(12日午前)

市場概況
日経平均は3日ぶり反発 ベルクが急騰

 12日の日経平均は3日ぶり反発。前引けは200円高の39642円。米国でナスダックが史上最高値を更新したことを好感して、大幅高スタート。39700円台に乗せて上げ幅を300円超に広げたが、買い一巡後は急失速した。指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>が決算で大きく売られたことが指数の上値を抑えた。ただ、前日終値に接近したところでは、マイナス圏入りを回避して切り返した。ファーストリテイリングが売り一巡後に持ち直してきたこともあり、10時台半ば辺りからは再び上げ幅を拡大。200円高で前場を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆6600億円。業種別では不動産、電気機器、その他金融などが上昇している一方、小売、海運、銀行などが下落している。決算、中期経営計画、増配などが好感されたベルク<9974.T>が急騰。反面、ルネサス<6723.T>と締結していた特約店契約を終了すると発表した新光商事<8141.T>が急落している。


日経平均
 39642.66 +200.03
先物
 39670 +260
TOPIX
 2764.02 +17.06


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