東京マーケットダイジェスト・16日 ドル高・株安

スポット
(16日15時時点)
ドル円:1ドル=154.34円(前営業日NY終値比△0.06円)
ユーロ円:1ユーロ=163.88円(▲0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0618ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:38471.20円(前営業日比▲761.60円)
東証株価指数(TOPIX):2697.11(▲56.09)
債券先物6月物:144.32円(▲0.09円)
新発10年物国債利回り:0.865%(△0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>   <前回発表値>
特になし


(各市場の動き)
・ドル円は高止まり。朝方は154円台前半でのもみ合いが続いたが、米利下げの後ずれ観測を手掛かりしたドル買いの流れを背景に値を上げると、154.42円まで上昇して前日に付けた約34年ぶり高値154.45円に迫った。ただ、本日予定されているイスラエル戦時内閣の閣議への警戒感から、上値も限定的だった。

・ユーロドルは弱含み。ドル買いの流れに加え、アジア株式相場が軒並み軟調となったことでリスク回避目的のユーロ売り・ドル買いが進んだことから、一時1.0606ドルまで下落して昨年11月以来となる安値を付けた。

・ユーロ円はもみ合い。本邦やアジアでの株安を背景に163.68円まで売られるも、その後は日経平均の下げ幅縮小を手がかりに163.90円前後まで戻すなど、方向感が定まらなかった。

・日経平均株価は軟調。前日の米株安が重しとなったほか、日米の長期金利上昇に対する警戒感もあり、ハイテク株を中心に売りが先行。一時900円超の下げ幅を記録した。

・債券先物相場は反落。前日の米小売売上高の影響を受けて米国債券が売られた流れを引き継ぎ、売りが先行すると、朝方に一時144円12銭まで下落した。ただ、売りの勢いが一服すると、下げ幅を縮小する動きとなった。なお、本邦2年債利回りは米長期金利が上昇したほか、円安進行による輸入物価上昇を背景とした日銀の追加利上げ観測もあり、一時0.275%と2009年11月以来の水準に上昇した。

(川畑)


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