東京外国為替市場概況・12時 ドル円、もみ合い

市場概況
 17日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。12時時点では154.68円とニューヨーク市場の終値(154.72円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。まとまった規模のノックアウトオプション設定があると市場では言われている155円は意識されたまま。もっとも、米長期金利の上昇が一服するなかで一気に上値を試す展開ともならず、154.60円台で小幅な上下が続いた。
 なお時間外の米10年債利回りは、NY引け水準4.66%後半から4.65%半ばまで若干低下した。

 NZドルは買い優勢。朝方発表の1-3月期NZ消費者物価指数(CPI)を受けた流れが継続された。対円では91.37円、対ドルでは0.5908ドルまでNZドル高が進行している。

 ユーロ円は強含み。12時時点では164.49円とニューヨーク市場の終値(164.29円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。円売り意欲が依然として根強いなか、日経平均の下げ幅縮小も支えに164.49円までユーロ高円安に振れた。堅調なNZドル円に歩調を合わせた面もあった。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0634ドルとニューヨーク市場の終値(1.0619ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。昨日に昨年11月初旬以来の1.06ドル割れに失敗した後だからか、買い戻す動きが見られた。米金利が水準をやや切り下げたことや、強含むユーロ円にも支えられて1.0636ドルまで本日レンジの上限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.61円 - 154.73円
ユーロドル:1.0613ドル - 1.0636ドル
ユーロ円:164.19円 - 164.49円


(小針)


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