香港株サマリー(18日)

市場概況
続伸、中盤以降は上値の重さ目立つ 米中対立激化などを警戒

 18日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比0.82%高の16385.87ポイントだった。中国企業指数は0.94%高の5803.86ポイント。メインボードの売買代金は概算で952億7000万HKドル。

 ハンセン指数は小動きで始まった後、一気に上げ幅を拡大すると、その後はプラス圏で推移した。上海総合指数が一時、心理的節目の3100ポイントにタッチする場面もあり、中国本土市場の上昇が好感されたほか、最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも強まった。ただ、米中の対立激化などが警戒され、中盤以降は上値の重さが目立った。

 ハンセン指数構成銘柄では、申洲国際集団(02313)が5%超上昇したほか、2024年1−3月期の「安踏」ブランド製品の小売販売額が前年同期に比べ1桁半ばの増加だったと発表した安踏体育用品(02020)は4%超上昇した。海爾智家(06690)や中升集団(00881)、東方海外(00316)なども高かった。半面、原油価格の下落を受けてCNOOC(00883)やペトロチャイナ(00857)が売られた。信義ガラス(00868)や中国宏橋(01378)も安かった。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.50%高の3356.82ポイント。海爾智家のほか、東方甄選(01797)や平安健康医療科技(01833)が上昇率上位だった。指数構成銘柄以外では、24年1−3月期決算で赤字が拡大する見通しを発表した中国建材(03323)が8%超下げた。


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