日経平均サマリー(23日午前)

市場概況
日経平均は続伸 東急建設が急伸

 23日の日経平均は続伸。前引けは99円高の37538円。米国株高に強い反応を示し、寄り付きは300円を超える上昇。ただ、開始早々に上値が重くなった。米半導体株の上昇を受けても国内半導体株にそれほど強い動きが見られなかったことが警戒材料となった。その後、売買代金上位のレーザーテック<6920.T>やソシオネクスト<6526.T>がマイナス転換から下げ幅を広げてきたことから、指数も10時台後半には下げに転じた。しかし、マイナス圏に沈んだところでは改めての買いが入って盛り返した。上述の2銘柄がやや値を戻したこともあり、100円近い上昇で前場を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆9300億円。業種別では、保険、電気・ガス、銀行などが上昇している一方、金属製品、海運、ゴム製品などが下落している。前期の利益および期末配当の見通しを引き上げた東急建設<1720.T>が急伸。半面、前期は営業赤字に転落する見込みとなったエクセディ<7278.T>が大幅に下落している。


日経平均
 37538.06 +99.45
先物
 37570 +140
TOPIX
 2666.42 +3.96


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