東京外国為替市場概況・17時 ドル円 155円を壁に伸び悩む

市場概況
 24日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。17時時点では154.90円と15時時点(154.87円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。緩やかながら34年ぶりの高値更新の動きが継続し、154.97円まで上値を伸ばした。もっとも依然として大量のオプションが観測されている155円の壁は厚く、日本当局の円買い介入への警戒感も根強いことで大台を前に伸び悩も売り戻しは154.77円近辺にとどめ、高値圏で下値の堅い動きが続いている。

 ユーロドルはじり安。17時時点では1.0688ドルと15時時点(1.0701ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。昨日に欧米経済指標の強弱を手がかりに12日以来の1.07ドル台回復を果たしたが、欧州勢参入後は1.0685ドルまで調整の売りに押された。17時に発表された4月独Ifo企業景況感指数は前月から予想以上に上昇したが、反応は限られた。
 
 ユーロ円は17時時点では165.55円と15時時点(165.73円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の底堅い動きが支えとなるも、ユーロドルの下げにつられ165.46円までわずかに下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.73円 - 154.97円
ユーロドル:1.0685ドル - 1.0714ドル
ユーロ円:165.46円 - 165.85円

(金)


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