中国株サマリー(24日)

市場概況
4日ぶり反発、米株高を好感 通信関連株などに買い

 24日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。終値は前日比0.76%高の3044.82ポイントだった。深セン成分指数は0.74%高の9251.13ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7953億4600万元だった。

 上海総合指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もあったが、その後はプラス圏で堅調に推移した。中東情勢の悪化懸念が後退し、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだほか、指数は前日に終値で16日以来、1週間ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。一方、習近平国家主席が重慶市で23日に西部大開発の推進に関する座談会を主宰し、重要談話を発表したことを受け、関連銘柄が大きく買われた。セクター別では、通信サービスや通信設備、インターネットサービスなどが買われた半面、銀行や証券、太陽光発電設備などが売られた。

 A株市場では、上海宝信ソフト(600845)や富士康工業互聯網(601138)、曙光信息産業(603019)が大きく上げたほか、奥飛娯楽(002292)や巨人網絡集団(002558)も買われた。半面、杭州老板電器(002508)や万達電影(002739)、隆基緑能科技(601012)、寧波杉杉(600884)などが売られた。

 上海B株指数は1.39%高の246.13ポイント、深センB株指数は0.56%高の1068.05ポイント。


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