東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、堅調

市場概況
 25日午後の東京外国為替市場でユーロ円は堅調。17時時点では166.85円と15時時点(166.75円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。欧州勢がクロス円の買いで参入すると一時166.99円まで上値を伸ばし、2008年8月以来の高値を付けた。節目の167円を前にいったん上値を抑えられているが、その他クロス円が引き続き買われているため下値は限られている。
 なお、ポンド円は194.70円、豪ドル円は101.56円、NZドル円は92.77円までそれぞれ上げ幅を拡大した。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.0721ドルと15時時点(1.0712ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円につれ高となり、昨日高値の1.0714ドルを上抜けて1.0728ドルまで値を上げた。

 ドル円は17時時点では155.63円と15時時点(155.66円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。東京市場での買いの勢いは落ち着いたが、依然として高値圏を維持している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.20円 - 155.74円
ユーロドル:1.0694ドル - 1.0728ドル
ユーロ円:166.00円 - 166.99円

(越後)


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