東京外国為替市場概況・10時 ドル円、様子見

市場概況
 26日の東京外国為替市場でドル円は様子見。10時時点では155.63円とニューヨーク市場の終値(155.65円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。4月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)が市場予想を大きく下回る伸びにとどまったことから、直後は小幅に円売りで反応。その後も底堅く、10時前に155.65円まで値を上げて朝方に付けた本日高値に並んだ。もっとも本日これまでの値幅はわずか10銭程度と、日銀金融政策決定会合を前に積極的には動きづらい様子である。なお鈴木財務相は「(円安の影響)プラスとマイナス両面があるが、マイナス面への懸念もっている」などと発言した。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0727ドルとニューヨーク市場の終値(1.0730ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米10年債利回りが一時上昇したことに反応して1.0723ドルまで下押すも限定的。その後は動意の薄い展開となった。

 ユーロ円も小動き。10時時点では166.94円とニューヨーク市場の終値(167.02円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下押しに連れて166.83円まで下げるも一時的となり、その後は167円を前にもみ合いが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.55円 - 155.65円
ユーロドル:1.0723ドル - 1.0731ドル
ユーロ円:166.83円 - 167.02円


(川畑)


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