NY株式サマリー(29日)=ダウ146ドル高と2日続伸 テスラが急伸し、アップルも大幅高

市場概況
◆ダウ平均:38386.09 +146.43 +0.38%
◆S&P500:5116.17 +16.21 +0.32%
◆NASDAQ:15983.084 +55.18 +0.35%

 29日のNY株式相場は続伸。中国で完全自動運転の暫定承認が報じられたテスラが15%高となったほか、アナリストが投資判断を引き上げたアップルが2.5%上昇し相場を押し上げた。今週決算発表を控えるアマゾン・ドット・コムの上昇や、米10年債利回りが低下したことも追い風となったが、マイクロソフト、アルファベット、メタ・プラットフォームズなどの下落が上値圧迫要因となった。ダウ平均はおおむねプラス圏で推移し、146.43ドル高(+0.38%)で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.32%高、0.35%高で終了し、主要3指数がそろって2営業日続伸した。ただ、4月月初来ではダウ平均が3.57%安となったほか、S&P500が2.63%安、ナスダック総合が2.42%安となり、3指数がそろって6カ月ぶりの反落ペースとなった。

 S&P500の11セクターは一般消費財、公益、不動産、素材、資本財など9セクターが上昇し、コミュニケーション、金融の2セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はボーイングが3.75%高となったほか、アップル、アムジェンが2%超上昇し、キャタピラー、アメリカン・エキスプレス、ベライゾンも1%超上昇。一方、インテル、ユナイテッドヘルス、マイクロソフトが1%超下落した。決算発表銘柄はドミノ・ピザが5.62%高。予想を上回る1Q利益や既存店売上高の伸びが好感された。引け後に決算を発表したNXPセミコンダクターズは利益が予想を上回り、時間外で5%超上昇。一方、弱い見通しを発表したF5ネットワークスが時間外で10%近く下落した。


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