東京外国為替市場概況・12時 ドル円、底堅い

市場概況
 30日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。12時時点では156.72円とニューヨーク市場の終値(156.35円)と比べて37銭程度のドル高水準だった。月末5・10日(ゴトー日)東京仲値の値決めにかけたドル買い・円売りの流れが継続。一時156.99円と、大台替え目前まで戻した。日経平均株価、そして中国株のプラス推移も円売り方向への動きを支援。ただ、157円の節目を前にいったん足踏みとなった。

 ユーロドルはじり安。12時時点では1.0706ドルとニューヨーク市場の終値(1.0717ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドルじり高が重し。1.0703ドルまで下値を広げた。さえない豪ドルの動きに連れ安となった面もあるか。

 豪ドル米ドルは弱含み。3月豪小売売上高が前月比-0.4%と予想の+0.2%に反して減少したことなどが圧迫要因となり0.6537米ドルまで下押した。豪ドル円も102円半ばで重い動き。

 ユーロ円は伸び悩み。12時時点では167.69円とニューヨーク市場の終値(167.60円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円のじり高に追随した円売りで、168.03円までユーロ高・円安推移。しかし168円台で上値を伸ばせず、次第にユーロドルの重い動きや157円目前でのドル円の足踏みの影響が出てきた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.07円 - 156.99円
ユーロドル:1.0703ドル - 1.0724ドル
ユーロ円:167.23円 - 168.03円

(関口)


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