東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下値が堅い

市場概況
 30日午後の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。17時時点では156.86円と15時時点(156.82円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。156.90円台では伸び悩んでいたところに、16時半前に156.49円まで一気に値を下げる場面があった。しかしながら直ぐに156円後半まで戻して「介入もどき」の動きで終わり、その後は156.80円台を中心にもみ合った。

 ユーロ円は底堅い。17時時点では167.82円と15時時点(167.68円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。16時過ぎに167.90円台まで強含むも、ドル円の下落につれて167.42円まで売られた。もっとも、ドル円が鋭角に切り返すと供に167.80円台まで持ち直している。

 ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0705ドルと15時時点(1.0699ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。15時半頃に下値を試すも1.0690ドルまでと昨日安値1.0687ドルには届かず。欧州勢が参入するにつれて買い戻され、1.0710ドル付近まで下値を切り上げた。
 17時に発表された1-3月期独GDP速報値(季節調整済、前期比)は+0.2%と予想を0.1ポイント上回った。ただし、相場の反応は限られた。

 なお、弱い3月豪小売売上高の発表後から弱含んでいた豪ドル/ドルは0.6514ドルまで日通し安値を更新した。一巡後の戻しも0.6520ドル台で限定されている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.07円 - 156.99円
ユーロドル:1.0690ドル - 1.0724ドル
ユーロ円:167.23円 - 168.03円


(小針)


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